ベンジャミン・スミス・ライマンとは、1835(天保6)年12月11日 - 1920(大正9)年8月30日。アメリカ合衆国の鉱山学者で、日本にお雇い外国人として招かれた一人で、日本名は来曼。
マサチューセッツ州ノーサンプトン (Northampton) で生まれる。
ハーバード大学を修了後、ドイツのフライベルク鉱山学校(現・フライベルク工科大学で鉱山学を学んだ。
世界各地の石油調査を終えたのち、1872(明治5)年、北海道開拓使の招待で来日する。
1876(明治9)年まで3回の調査を行い、北海道の地質調査に従事し各地に足跡を残している。
1876(明治9)年~1879(明治12)年の間、本州・四国・九州をめぐる油田調査、地質調査にあたった。
1891(明治24)年に帰国するまで、日本人助手に教育するなど日本の地質学に大きく貢献した。